俺たちの宝島

昔のブログからひきずりだしてきました。
あとでまた編集するわ。


「俺たちの宝島」渡辺球　☆☆☆☆☆
本当にこういう島ありそうだねー。世界観が素敵。
現実世界からいつの間にか異世界にひっぱっていく。
それが私が思う面白いファンタジーだと思うの。
読者も自然に異世界に入れるでしょ？

キオミの母親はキリスト教徒だよな？エス様。

第二章ででてきた昭和堂、読んでるときは小宮山に感情移入してたからうざく思ってたけど、
読み返すと面白いわーこいつ。
脂ぎった卑しいオヤジ像がモロに浮かぶ。
キッチンペーパーで顔を拭いたくなるくらい脂ぎってそー。
たぶん背はそんなに高くないんだろうな。

第三章の「千年も万年も」でソンナムの父でてきたね…。
せっかく彼を登場させたのなら、
彼に捨てた息子のエピソードをもうちょっと語らせてほしかったかも。
あるいは第一章でソンナムに父のエピソードを語らせるとか。

共産主義と資本主義についてますます知りたくなった･･･。
このタイトルみたときは宝探しの旅みたいな内容だと思った笑